2025年3月21日金曜日

第5回ブルグの会♪1

 

♪1.狸茶さん




曲名:ホタ(ロンデーリャ・アラゴネーサ)

作曲:エンリケ・グラナドス

使用楽譜等:スペイン舞曲集Op.37-6(音楽之友社)


♪コメント

ホタとは、スペインの東北部のアラゴン州で生まれた舞踊音楽で、フラメンコのルーツともいわれています。

男性舞踊手が高く跳ぶのが特徴で、リズムは3拍子で長調が一般的、器楽と歌が交互に置かれるなどの特徴があり、細かい節回しで歌われる「ホタ歌い」の歌声も特徴です。

この曲、本来は目まぐるしくテンポアップしていくのですが、練習したけどやっぱり無理、と可能な範囲でまとめた感じになりました。

大人ピアノ再開し初めての発表会で弾いた曲なのですが、楽譜で見る以上に交差、跳躍が難しかったのを覚えています。いまだに攻略できていませんが、今後も練習を積みたいと思っています。





曲名:子守唄

作曲:アレクサンダー・ドライショク

使用楽譜等:IMSLP 3つのピアノ曲 Op.131より
https://imslp.org/wiki/3_Klavierst%C3%BCcke%2C_Op.131_(Dreyschock%2C_Alexander)


♪コメント

アレクサンダー・ドライショク(1818年 - 1869年)はチェコのピアニスト、作曲家です。

彼はショパンの革命の練習曲の左手のアルペジオをオクターブで(しかもオリジナルのテンポで!)演奏する演奏会で有名だったそうです。

そんな華やかなエピソードからは想像もできないほど、この曲はゆったりと優しくて癒やされるメロディーです。

独奏としては初めての子守唄です。ブルグの会のおかげで素敵な曲に出会えて嬉しいです。


♪リンク

ブログ ぽたぽたぴあの

https://ameblo.jp/lisappidiary/


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♪くらぽんより

第5回ブルグの会、一番に、華やかでかっこいい!スペインの曲を送ってくださいました。
副題のロンデーニャ・アラゴーサはアラゴサ地域のロンダ(村)民謡というよな意味でしょうか?
狸茶さんの演奏が素敵だったので、ホタについて知りたくなって少し調べてみたのですが、フラメンコとはまた違った舞踊音楽なのですね。

子守唄のほうは、とても短い時間で譜読みして仕上げて送ってくださったのですが、完成度高くて、さすがです。

赤ちゃんに聞かせるような穏やかな子守歌と、途中に少しだけ夜の森のような暗い部分と深い音があって、そのコントラストも美しいなと思いました。

10 件のコメント:

  1. ホタ、狸茶さんらしい素敵な選曲&演奏ですね!緩急があって、テンポアップしていくところもかっこよく、雰囲気たっぷりでした^^
    ドライショク、という人、初めて知りました。ゆったり癒される感じで、うっとりと聴きました^^
    子守唄、私も弾いたことがなかったかもしれません。今回は弾けませんでしたが、私もいつか弾いてみたいな、と思いました。

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  2. くらぽんさん

    あたたかいコメントありがとうございます。
    エントリー順とは知っていたものの、まさかトップバッターになるとは(^_^;)でも、この機会にまた練習することができて良かったと思っています。
    ロンデーニャ(Rondeña)はスペインの山岳地帯、ロンダで生まれたフラメンコの曲種のようですね。ホタの舞踊の動画も見てみましたが、確かにフラメンコとは違う、民族舞踊といった雰囲気で興味深かったです。
    参加させていただきありがとうございました。

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    1. こちらこそ、参加していただいて、ありがとうございます。
      狸茶さんから始まる会って珍しいですよね。私も申込みいただいた時にびっくりしました。
      ロンダーニャはフラメンコの曲種なのですね。フラメンコって1つしかないと思っていましたが、奥が深いんですね。

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  3. ジルさん

    あたたかいコメントありがとうございます。
    ホタは公開してよいものやら悩むほどの出来だったのですが、いつかリベンジを、と思っていたのでこの機会にエントリーしてみました。途中の左手の交差跳躍は、リアル本番では成功する気がしないです(笑)
    ドライショクは私もたまたま知った作曲家でしたがこの方のほかの曲も奥が深そうです。子守唄ってたくさんあるのになかなか挑戦する機会がなくて。レパートリーの幅が広がりそうなジャンルですよね。ジルさんもぜひぜひ♪いつか聴かせてくださいませ。



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  4. 狸茶さん、こんにちは。今回もご一緒出来てとっても嬉しいです。
    選曲はいつもながらおしゃれで素敵です!「ホタ」は初めて聴く曲ですが緩急があり弾くのがとても難しそうですね。狸茶さんはこういう曲も洒落た感じに弾かれるので本当に憧れます。

    ドライショクの子守歌、いい曲ですね。きっと他にも素敵な曲が見つかりそうな予感(^^♪

    次回もぜひご一緒できますように(#^.^#)

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  5. ぎんねねさん、こんにちは。温かいコメントありがとうございます♪
    ホタは昔も今もやっぱり難しかったです。こんな曲があるよーっていう紹介の気持ちで申し込んでみました^^;
    子守唄、初めてだったのですが、弾いててとてもゆったりと心地よい感じがして、ホタとのギャップも面白いのではないかなと選曲しました。ドライショク、ノクターンとかもあるみたいで興味津々です。
    またご一緒できますように。

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  6. 狸茶さん こんにちは!
    またご一緒できて、とても嬉しかったです。

    演奏聴かせていただきました!
    対照的な2曲だけれど、どちらも狸茶さんの持ち味が存分に発揮されていて素敵でした。
    「ホタ」は、さすがラテンものがお得意な狸茶さんだなあ、と感心しながら聴いてました。これで公開をためらうほどの出来だなんて・・・交差、跳躍も鮮やかに決まってるじゃないですか!テンポの変化がとても自然なのがいいですね。accelerandoして盛り上がっていくところBravo!です。
    ドライショックという作曲家は知ってましたが(ショパンの伝記なんかにも名前が出てくるので)腕が3本あるとか評された人ですよね。難曲をバリバリ弾きまくるイメージが強くて、この優しく穏やかな子守歌とはかなりギャップが〜 機会があればぜひ、彼の他の作品も弾いて、どこかでお披露目してくださいね。

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    1. タワシさん あたたかいコメントありがとうございます。
      ホタ、お耳汚しだと思ったのですが、苦手な跳躍も交差も練習したぶんだけ次の曲への糧になったかな、と。挑戦の機会を下さったことにも感謝しています。
      ドライショック、ご存知なのですね。さすがタワシさん。私は全く知らずに「子守唄」のワードでyoutubeを探していて出会った曲でした。子守唄でも弾きやすいもの弾きにくいもの、いろいろあるんだなと勉強になりました。いつか他の曲も挑戦してみたいですね♪

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  7. もとブラス娘2025年3月28日 21:45

    狸茶さん、こんにちは。
    2曲とも聴かせて頂きました。
    グラナドスの「ホタ」、盛り上がっていく所がゴージャスですね。難易度が気になりますが。。😵‍💫💦
    ドライショクの「子守唄」、低音域が、ゆりかごゆらすような一定のリズムで、聴いているとほっと落ち着いて来ます。。

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    1. もとブラス娘さん
      こんにちは♪コメントありがとうございます。
      ホタ、難しかったです私には^^;中間部は楽しく弾けるんですけど、あとは楽譜で見るより実際には弾きにくく感じます。スペインものはスペインギターの音源を参考にすることが多くピアノとはまたちょっと雰囲気の違う感じが出せたらいいのにな、と思ったりします。
      ドライショクの子守唄は一度聴いて、あ、これ弾きたい、と。そうそう、ゆりかごのイメージですよね。雰囲気の掴みやすい曲がとても好きです。今回は楽譜を見つけられてラッキーでした♪

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